読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

riotoqll's diary

基本的に外部記憶として使います。自分用。 人に見せる用のブログはこちら→http://d.hatena.ne.jp/riotoqll8107/

イラストの無断転載について考える

絵を描いたことある人(以下  描き手)とない人(以下 ROM)で認識が全然違うというのが一番の原因だとおもうがROMの考え方が劣っているとか悪いとか、必ずしもそういうことではないと思う。

 

【ROMの考えてること】

・モニタの前で友達に「このイラストいいよね」と勧めるのと一緒

・転載先が身内ブログのように小規模であったりすると、自分の部屋にプリントアウトして飾ってるような、またはリアルの友達だけに配っているような感覚、それが更に転載されるとか、もしくはそのことで作者に不利益が発生する意味がわからない。

・転載することで原本がなくなるわけじゃない。だから窃盗とは違う。

・絵が上手い人は一般人とはかけ離れた存在で、つまり芸能人や、プロ漫画家のようなものだと思っている。そしてそういう扱いをする。

・絵が上手い人はスゴイ絵を30分位でサクッと描けると思っている。

・転載して広めて、絵を有名にすれば描き手は全員喜ぶと思っている。

・web上に公開しているならきっといろんな人に見て欲しいのだろうという気持ちがある。

 

次は描き手。自分がこっち側なので、つい量が多くなった。

【転載が嫌いなタイプの描き手の考えてること】

・転載は盗みと一緒

・どんな小さい身内ブログでも、web上にあるなら何かの拍子に全世界に広がる可能性があるし、そうなったら元には戻せない

・広まったものを回収してまわるのは絶対不可能

・広まって欲しくないイラストを描いている可能性もある(極端な例だとディズニーとか。つまり怒られやすい二次創作の部類だとか、過激なエログロなど)

・同じ趣味を持った人の間でのみ広まって欲しい。要するに身内でキャッキャやりたいだけで、2chなどで部外者に公開されて批評されたりしたら傷つく。

・MADなんかで素材扱いされた場合、「イラスト製作にかけた時間と労力を 無断で奪われた、しかも自分が知らないうちに」と思う

・↑でもリスペクトや愛を感じる使い方されると逆に嬉しいパターンもあるかもしれない?(私はこの部類だけど、人それぞれだろう)

・転載先で問題が起きた時、自分のイラストにまで悪いイメージがついたり、作者として表に出ていかなければならないこともある

・転載先に作者名やオリジナルのURLが書かれていないので盗みのイメージが増すし、この絵いいなあと思っても作者を調べようがない→出所がわかれば自分のファンが増えたかもしれないのにと思う。(有名になりたくない人は全く逆の考え方をするかも)

 

 

さて、これは私からすると、無断転載された人の気持ちをとってもよく表してるイラストだと思うのだけど→無断転載みたいな on Twitpic

きっとこれを見せてもROMはピンと来ない。上に書いた「転載することで原本がなくなるわけじゃない」 ことがネックになってるのではないか。 

現実世界で自分の描いた絵が盗まれた場合、「①その物品が奪われ戻ってこない」ことの方に注目が行くが(見た目にも分かりやすいし)、「②物品の製作にかけた気持ちや体験を、心ない人間に踏みにじられる思い」というのも存在していて、実は製作者にとって②の方が辛いことなのかもしれない。

苦しみの量は現実「①+②」で、ネット「②のみ」ということ。ネットがなかった時代は盗用において「②のみ」の苦しみというのはあり得なかったから、誰も気づかなかったのかもしれない。結局、眼に見えないものを理解するのは難しい、ということなのかな。

別にだから何って話なんですが

全ROMが、一度制作側になって、製作にあたっての疲労や面倒くささ、思い通りにいかなくて辛い感じ、それを乗り越えて嬉しい感じを味わうと同じ世界の住人として対話ができると思うけれど、それは実際問題無理だわね。

どんなROM(たとえば小学生)が転載しても作者側に②の苦しみが産まれないような画期的なシステムを作るしかないんだと思う。